分析家の独り言 file110 雛祭りをすぎて!
精神分析家の幸司満月改め照示顕子(しょうじあきこ)です。
仙台市宮城野区で
栗原市に相談所があり、出張いたします。
精神分析に関わって17年のキャリアがあります。

こんばんわ!
訪問頂きありがとうございます。
桃の節句、雛祭りも終わりあたたかい季節が待ち遠しい今日この頃です。
今年もちらしずしや甘酒をいただきました。
女児のいるご家庭では、雛飾りはもう片づけられたことと思います。
『早く片づけないと嫁に行き遅れますよ・・。』ということを聞いたことがあります
よね。
厄払い説(雛人形にその子の厄や災いを移すという考えから、いつまでも身近におか
ず、早く片付けて災いを遠ざけたほうが良いと考えられた)や、しつけ説などがある
ようです。
また、2か月後には、端午の節句があり、男児のお祭りとされています。
それぞれの祭りでは、女の子、男の子の健やかな成長が願われます。
こいのぼりは男子の立身出世を願ってあげるのですね。
さて、女児も男児も家庭において『~らしさ』を学びます。
例えば、父のおかずだけ一品増やすとか、父の座をよくTVの見えるところにすると
か、父のイスがあるとか、一寸高級なものを身に着ける等をし、他の家族と差異をつ
けます。そして、「お父さんは偉いのよ。」と母が言葉で言い続けます。
母はいつも世話をし、家庭の中で母が一番で、父より能力があってなんでもできると
思っていた子供たちは、その父より優れていると思っていた母が、父を立てるには自
分たちには計り知れない何かが父にあるのだと、父を敬います。
そして権威ある父がいる家庭になります。
そういう家庭において、女の子は女らしさ、男の子は男の子らしさを学んでいきま
す。
子供の成長過程において、自立性や自主性、~らしさなどを学んでいくのは家庭で
す。
インテグレーター(精神分析家)
幸司 満月改め 照示 顕子(しょうじ あきこ)
お一人でも、先ずはご連絡ください。
☆『子育て相談』
日時 平成23年 3月 9日 14:00~16:00
場所 セラピールーム燦燦
予約制です。電話・メールにてお問合わせください。