こんにちわ。セラピールーム燦燦です。
しばらく前になりますが、
タピオ館立 オープン大学ータピ大にて
『今☆大切にしたい心の在り方』というテーマでお話しさせていた
だきました。その時の内容の一部です。
しばらく前の話になりますが、大阪市立桜宮高校の男子バ
スケットボール部のキャプテンが自殺した問題や、柔道女
子選手ら15人が園田隆二監督の暴力行為とパワハラ行為の
事実を告発した事件などがありました。
体罰はなぜおこなわれるのか?
人を教育し、教え育てることに、体罰は必要かどうか?
これをサブ・テーマに今日は話してみたいと思います。
ここに大切な心とは何でしょうか?それを考えていきたいと思い
ます。
では、指導者が生徒の指導またはスポーツ選手に体罰をもって教
えるとはどういうことでしょう?
それは、恐怖による絶対服従をつくりだす技法であり、指導者に
無条件に従うことを意味します。
指導者はその絶対服従こそが、自分の教えたことが100%が生
徒やまたは選手に伝わると信じ、それを根拠に体罰を行ってきた
のだと思います。
恐怖によって従わせるのがコントロールしやすいのです。
恐怖による支配は、生徒の教育とは程遠い状況だと思います。
そもそも教える側と教わる側の心の在り方はなんでしょう。
指導者にとって一番大切な心とは・・・。
生徒、選手への慈しみと愛情です。
そして教わる側は何が必要でしょう。
その指導者への信頼と思慕と尊敬の念がもっとも大切です。
その相互の愛情と信頼において指導はなされる。そこに生みださ
れるものは・・・?
そこに生まれるのは、≪意欲!!≫もっと頑張ろうという意欲こ
そ技術の向上につながります。
では,どうしたら、その生徒と選手に愛情をいだくことができる
のでしょう。これはまるで、母が子を慈しみ育てるその心に他な
らないのではないでしょうか。
Part2につづく