こんにちは、精神分析家の幸司満月です。
仙台市宮城野区でセラピールーム燦燦を主宰しております。
栗原市と山形県米沢市に相談所があり、出張いたします。
精神分析に関わって16年のキャリアがあります。
数日前の事です。
5才のAちゃん。
おばあちゃんに連れられてやってきました。
何度か会っていますが、両親の愛情たっぷり受けて育っている感を持っていました。
話をしていると、Aちゃんは私の傍にきたので、話しかけたり、ジャンケンしてみたりしてコミュニケーショをとりました。少しし慣れてきた頃に、今度はAちゃんをくすぐってみたりしました。
すると、「もっと、触って、擦って」というのです。「お話が終わるまで擦っていて」と言うのです。
しばらくの間擦っていました。すると、うとうととしていたので、手を休めました。すると、私の顔を見上げて「擦って」と言うのです。
来ていたTシャツをまくり上げお腹をだし、直接手でさすって欲しいと要求してきます。Tシャツの上からではなく直接、自分の肌に手で触れて欲しかったようです。
ほんのちょっと、座っていた場所から私が離れました。すると、Aちゃんは部屋の隅っこに行って、座布団を敷いて、自分が横たわっていました。その上に座布団をおいて、Aちゃんの体は座布団に埋まっているのです。顔をのぞくと、口には親指をくわえて吸っていました。
よくある事でしょうと過ごしてしまうことはできます。
でも、これはAちゃんの訴えのように私には聞こえ、見えたのです。
両親は共働きで、忙しい様子です。
淋しさや不安に駆られていたのでしょう。
私への訴えは、本当は母への訴え なのです。
「傍にいて、触れていて・・・」と。
母とのスキンシップは、子どもの心の安定につながります。
今の時期だと、「暑いから離れて」ということもあるでしょう。
子供は母にしがみついて、絡みついて自分の心を表現しているのです。
社会に出ていれば、様々なストレスにさらされ、自分の心の安定を図るのも大変かもしれません。
でも、子供の成長は待った無し。その時の要求を敏速に的確に応答することが、子供の心の安定した成長につながります。
小さい時、母が不在で、母の気配さえも感じられず不安だったと訴える方もいらっしゃいます。
また、小さい時、絡みついて遊んだことがないので、どう、自分の子供に接したらいいのかわからないという方もいらっしゃいます。
ゲーム機で遊ぶのもおもしろいと思います。
でも、肌と肌をくっつけて遊ぶことが子供にとって、安心をうむのです。
暑いけど・・・スキンシップを!!
インテグレーター 幸司 満月
セラピールーム燦燦では、
☆『やさしい心理学講座』を開いております。
お一人でも、先ずはご連絡ください。
☆『子育て相談会』を開催いたします。
日時 7月 24日 10:00~12:00
場所 セラピールーム燦燦
予約制です。電話・メールにてお問合わせください。
022-343-7327 080-6049-4715
詳しくはHPをご覧ください。