こんにちは、精神分析家の幸司満月です。
仙台市宮城野区でセラピールーム燦燦を主宰しております。
栗原市と山形県米沢市に相談所があり、出張いたします。
精神分析に関わって16年のキャリアがあります。
びっくり!!赤ちゃんを生かすはずの母乳が・・・。
検索していたら、下記のニュースが目に入りました。
4月のニュースでした。
母親の母乳を飲んで赤ん坊が死亡!livedoorニュース GIGAZINE より 2009年04月20日 10時27分00秒
母親が赤ん坊に母乳をあげたところ、翌朝に赤ん坊が息絶えるという事件が起きたそうです。原因は前日に飲ませた母乳だったようで、母親は過失致死容疑で告訴されているとのこと。
では、なぜ母乳が原因で赤ん坊が死んでしまったのか見てみましょう。
詳細は以下より。
Baby dies after breastfeeding on drunk mother’s milk / MosNews.com
ロシア西部にあるサランスクという街に住む女性(28歳)は1児の母でありながら、普段からよく酒を飲んでおり、赤ん坊が命を落とす前日も水で薄めた純アルコールを摂取するなど、酒以外からアルコールを摂取することもあったそうです。
多量にアルコールを摂取した晩に酔いが覚めていない状態で赤ん坊に母乳を与えたところ、翌朝ベッドの上で赤ん坊が息絶えていたそうです。死因を調べてみたところ、急性アルコール中毒であることが判明。赤ん坊に母乳をあげたのが過度にアルコールを摂取した直後だったため、母乳にアルコールが多量に含まれていたのではないか考えられているとのこと。
女性は過失致死罪で告訴されており、2年以内の実刑が課せられるかもしれないそうです。
本来、赤ちゃんを生かすはずの母乳が、赤ちゃんの命を奪ってしまうとは・・・悲し
い出来事です。
しかも、急性アルコール中毒だということです。よほど苦しかったでしょう。
母親は、お酒ではなくアルコールを純水で薄めてまで飲みたかったようです。アルコ
ール依存症?だったのでしょう。
まさに、母親自身が乳児の心であったと思われます。
“母親がどのように育ったか”は書かれていません。ですが、この状態は、授乳に満
足を得ることができず、大人になっても、母乳の代わりにアルコールを飲んでいたと
いうことになります。
ですから、自分が母で赤ちゃんに母乳を与えるために、アルコールを控えるという事
ができなかったのでしょう。
つまり、母になる自覚または、覚悟ができていなかったのではないかと思われます。
母自身が、授乳が不満足で育ち、心も不満足のままで、子どもを育てている場合、自
分の不安や防衛が呼び起こされて、正しい世話ができなくなります。
限りなく出される赤ちゃんからの要求に呑み込まれ、食べられてしまうのではないか
という不安に襲われてしまいます。
また一方では、子供は全く自分の意のままに要求が満足させられて微笑んでいるのを
羨ましく思い、嫉妬し、それに反して母親は喜びもないことを不当に感じ、子供を排
除しようとする心が働きます。この極端な形が幼児虐待になってしまいます。
また、逆もあり、排除の心ー子どもを憎んでいることを気づかれまいとして、過剰に
世話をする場合もあるのです。
大事な小さい生命、大切にしてほしいなと思います。なにより、お母さん自身も自分
を大事にしていなかったのです。自分自身も大切に!!
インテグレーター 幸司 満月セラピールーム燦燦では、
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