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分析家の独り言 file009 食欲不振!~食=母~

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こんにちは、精神分析家の幸司満月です。
私は、仙台市宮城野区でセラピールーム燦燦を主宰しています。
出張所は、栗原市と山形県米沢市にございます。
精神分析に関わって16年のキャリアがあります。

今回の独り言のテーマは「食=母」です。食欲はありますか?

地域によっては、暑くて食欲不振になっている方もいらしゃるのではないでしょうか?お孫さんが、「ちょっと前まではあんなに食べていたのに、最近食べなくなって心配です。」とあるおばあちゃんが言いました。幼児期に食べないと、「栄養が偏って成長に影響するのでは・・」と心配になったりします。


食べない事で、「食べなさい」とついつい強制してしまうことってありませんか?

☆体調をくずしているのかもしれません。
☆しつけが厳しすぎて子どもの負担になっているのかもしれません。
☆心の問題があるのかもしれません。
☆生活リズムがくずれているのかもしれません。
☆運動不足かもしれません。
☆おやつの摂りすぎなど(スナック菓子やジュース類の多食・多飲)かもしれません。

さまざまな事が考えられます。

もし、体調もよく、おやつの摂りすぎもなくと差し当たって原因が見当たらないのに・・・ということもあるかもしれません。その時は、母子関係がどうであるのか観てみるとよいでしょう。

赤ちゃんは生まれてから空腹という刺激で泣いて、母を呼び、母乳(ミルク)を飲みます。赤ちゃんの満足いくように飲めれば、空腹という不快から満腹という快を得ることができます。この繰り返しにより、食欲が育まれていきます。

母=食なのです。

食欲不振が続く時、この時はどうだったのかなと振り返ってみるといいと思います。また、お子さんはなにか不安を抱えているのかもしれません。おかあさんと一緒!の時間が少なくはありませんか?

★食事の時にちょうどお腹がすいている状態にする。
★食欲にあった量を盛り付けて、食べたら褒める。
★家族みんなで楽しい食卓。

などを工夫してみるとよいかもしれません。

できれば、お母さんの手作りの食事で、家での食事のときは必ず温かい料理を一品添えるとよいと思います。暑い時に温かい料理は抵抗があるかもしれません。でも、冷たい料理ばかりですと、胃や腸を冷やし過ぎてしまうこともありますし、なにより、温かさが母なのです。食を通して母を感じ、食卓が楽しい中に安心を感じるのではないでしょうか。

あるおばあちゃんの心配・・・からでした。

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インテグレーター(精神分析家)  幸司 満月

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     場所  セラピールーム燦燦
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2009年06月14日 21:00に投稿されたエントリーのページです。

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