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分析家の独り言 file24 心と体!2

こんにちは、精神分析家の幸司満月です。
仙台市宮城野区でセラピールーム燦燦を主宰しております。
栗原市と山形県米沢市に相談所があり、出張いたします。
精神分析に関わって16年のキャリアがあります。
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体は心のモニターです。


“病いは気から”という日本の諺があります。

本来は気功術のいう「気」の滞りが病気をつくるということです

が、「病いは気(心)の持ちよう」と言う風に意味が取り違えら

れ、書き変えられましたが、それは、正しかったのです。

人の心は言葉、体、行動の三方向で表わされます。

心は言葉で表わされ、神経症や精神病においては症状を形成し、また病気で周囲に心

の苦しさを表現したり、破壊的行動で心のボロボロを表現したりします。


心のメッセージは体がそれを受け取り、病気で表わされ、体の不調や機能の低下、気

質障害は直ちに心に伝えられうつ気分や情緒不安定として伝えられ表わされます。

この相互の関係を通して、体は心のモニターなのです。

そして、このことは自分の無意識下で行われていることなのです。

私自身の事です。

幼気頃から、様々な病いで入院したり通院したりを繰り返してきました。

心身症や精神医学では、『疾病利得』という言葉で定義されるのですが、病いになる

ことによって周囲に甘える構造です。(先天性以外の病いについて)

母に甘えたいのにそれを口に出せず、態度に出せず、病気で表わしていたのです。

ずっと、成人してまでも、入院、通院を繰り返してきた私です。

それは何故か・・・?

幼稚園に上がる前、3ケ月近く祖母の家に預けられていました。母が恋しくて、さび

しくて、悲しくて毎日泣いていたそうです。甘えたいのに甘えられない・・・、母を

呼んでも母は来ない・・・。

この心が私自身を病いに向かわせたのです。

もちろん、病気をすれば、本人が痛いし辛いし苦しいし・・・。

でも、それが心の叫びだったのです。精神分析によって、一つ一つ理解し、納得して

元気になりました。

身体には見えないメッセージが書かれているんですね。

身体のそれぞれの部位に表わされた事が、心のメッセージなのです。

セラピールーム燦燦HPです。

インテグレーター  幸司 満月

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2009年07月14日 21:00に投稿されたエントリーのページです。

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