こんにちは、精神分析家の幸司満月です。
仙台市宮城野区でセラピールーム燦燦を主宰しております。
栗原市と山形県米沢市に相談所があり、出張いたします。
精神分析に関わって16年のキャリアがあります。
る災害がありました。
竜巻発生時に見られる急激な気温低下があったとか・・・。
自然災害でも、『こうなるとこれが起きる』というのが、分かれ
ば被害が大きくならずにすむのになぁと思います。
自然界でもサインがありますよね。
被害があった地域の復興をお祈り申し上げます。
ちょっと前に放送されていた「アイシテル~海容~」というドラマの中で、子ども
の異変に母が気づけず、子はただ「おかえり」と言ってほしかったのに、ずぶぬれ
の子の姿を見て、母は子の心とは違う行動ととってしまい、そこから、子は心を閉
ざしてしまったという場面がありました。母は、それからの子の姿を見て“反抗
期”だと思っていたのですが、それは違っていたのでした。
そして事件は起こったのです。
人の“今”の心を慮るのは、本当に、難しいことではあります。
さまざまなサインがあります。
親にとって「おとなしくて手のかからない良い子」のとる行動はちょっと・待っ
て・・・です。
子ども時代は、子供らしくていいのです。
親の顔色を窺いながら良い子を演じている場合があります。そうすると、その歪み
と無理が青年期になって一気に爆発して、親を困らせる事になってしまいます。
家庭内暴力や登校拒否・・・等々。
その時、子は現実に適応できず、自分がどうしていいのかわからず、幼き頃の心に
戻ってしまいます。親に甘えるのです。
親にとっては「あんなにいい子がどうして・・」と、とまどってしまいます。
その行動(サイン)を理解できず、親も苦しみ、正しく対応をとることができなく
なってしまいます。
甘える子(手がかかる)、反抗もする、あばれん坊(おてんば娘)、外向的で活動
的、現実的・・・など子どもらしいサインです。
なにか、普段と違うなぁということがあったら、なにか心に抱えているものがある
かもしれません。
サインを出しているのは、子供ばかりではありません。大人だって出している事が
あります。
以前ブログの中で書きましたが、知人がぽつっと言った「私って必要ないんだよ
ね・・・。」その言葉の意味を理解できず、気が付けず、大切な命が一つ消えてし
まいました。誰かに気付いてほしかったサインだったんだなぁと悔やまれました。
是非、お子様方のサインに気付いてあげてください。