こんにちは、精神分析家の幸司満月です。
仙台市宮城野区でセラピールーム燦燦を主宰しております。
栗原市と山形県米沢市に相談所があり、出張いたします。
精神分析に関わって16年のキャリアがあります。
『しつけのつもりで』と、母は1歳の女児を突き飛ばし、重体に至らしめました。
今日のニュースでした。
<幼児虐待>1歳半長女重体、傷害容疑で母親逮捕
さいたま 10月12日9時59分配信 毎日新聞
1歳半の長女を突き飛ばし重傷を負わせたとして埼玉県警浦和西署は12日、さいたま市桜区下大久保、無職、清水恵容疑者(33)を傷害の疑いで逮捕した。逮捕容疑は、10日午後9時ごろ、食事中に席を立って歩き出した長女の背中を両手で突き飛ばし、木製の柱に頭を打ちつけさせたとしている。長女は急性硬膜下血腫で意識不明の重体。
同署によると、清水容疑者が「子どもが柱に体をぶつけて意識がない」と119番した。搬送先の病院の医師が、長女が左腕も骨折しているのを発見し「虐待の可能性がある」と同署に通報した。清水容疑者は「前の夫との離婚のことでイライラしていて突き飛ばした」と供述しているという。~ニュースから~
以前にも、岡山で乳児を虐待し、生後36日殴って死なせた事件がりました。その母は「育児に疲れてストレスがたまり、子供をたたいて発散させた」などと供述をしていたといいます。
しつけの為と言いながら、自らのストレスの発散だったり、どうしていいのかわからず子供を虐待してしまう・・・。
虐待は、「身体的虐待」と「精神的虐待」に分けられますが、2~3歳頃に発生しやすいのです。それは、子供の第一反抗期に当たり、子供の自律性と親の「しつけ」との葛藤が虐待になっていきます。
ところが、上記の2件とも生後36日だったり、1歳だったり、まだ自律性がでてくる前の母に一切を委ねている時期です。命を産みだした筈の母が虐待してしまう・・。二人の母は心を病んでいたのだと思います。
母による虐待のパターンは二つあります。1つは、母としての不全感や不適切感から一貫性のないしつけをし、やがて子供の手に負えない行動に怒りを爆発させて身体的虐待に進むのです。
2つ目は、自己のスパルタ式の厳格なしつけ方を良しとするだけでなく、絶対正しいと確信していくのです。
虐待を受けてしまった子供は軽かろうが重かろうが、心に傷を負ってしまいます。
親側も、何かしらの心の痛みや病みがあるのだと思います。それに気づければ、子を虐待せずにすみます。
どうすれば・・・?
精神分析による心の闇の解消をなさってみてはいかがでしょうか。
十月十日大事にお腹で育て、お腹を傷めて産んだ大切な命です。
虐待をした母も傷つき、子も傷つきます。もう、止めませんか。
インテグレーター 幸司 満月セラピールーム燦燦では、
☆『やさしい心理学講座』を開いております。
『こころの発達』についても学べます。
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