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分析家の独り言 file102 いじめ・・・小学生時代!

こんにちわ!
精神分析家の幸司満月です。
仙台市宮城野区で

セラピールーム燦燦

を主宰しております。
栗原市と山形県米沢市に相談所があり、出張いたします。
精神分析に関わって17年のキャリアがあります。
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訪問頂きありがとうございます。


つい最近も、まだ小6の女児が自らの命を絶ったニュースがありました。

学校でのいじめが原因では・・・と言われているようです。

このような痛ましい事件が少しでもなくなりますように強く願っています。


自分の小学生の頃を思い出します。

ある時期クラス全員からの無視に近い状態がありました。唯一担任の先生だけが交流

してくださる人・・でした。強い子がいて、その子には他の子は逆らえないという雰

囲気がありましたね・・。

ある地区と地区をまたがった地域に住んでいたのですが、どちらかの地区に行って遊

ぼうとすると、そこでも、今の時代にすれば“いじめ”にあっていました。

容貌、容姿の事を言われたり・・・多かったですね。

毎日のように泣いていましたね・・。

それでも、今、こうして生きています。


自分の家庭を振り返ってみました。

いろいろ問題はあったけれど、いつも食事は家族がそろっていましたね。

母も働いていましたが、帰ってくると手作りの食事でした。

たぶん、他の家の食事時間より遅かったと思いますが、温かくて、安心して食べるこ

とのできるおいしい食事でした。

おやつも時には手作りのもので、今も時に思い出して食べたいなあと思うのです。

いじめられて泣く毎日だったけれど、家族がそろって食べる温かい食事は、私の心を

癒していたのだと思います。


いじめられ辛い時、たった一人でもいいから自分をわかってくれる人がいれば・・・

いてくれれば・・心丈夫になれるのになぁ・・と思います。

それが子どもにとっては、友人だったり、家族・・・やはり一番は母なんだろうと思

いますね。


大人になってからなのですが、あるお店に大泣きしながら友人に連れていかれまし

た。時々行っていたのでお店の人とは顔見知りでした。

席についてからも泣いていたんですね・・・私。

するとお店の店長さんが、メロンに生ハムをのせたものを運んできてくれました。

泣きながらも、何も言わずニコッとして出してくれた店長さんの心が伝わってきて、

今度はうれしくて・・うれしくて・・。なぐさめてくれたんですね。

その心使いに感謝です。


人が人を思いやったり、一緒に喜んだり、悲しんだり、感動したりとさまざまな情緒

を子どもに育ませることができるのはお母さんです。

その子の命が尊いとその子が思えるのは、どれだけ親の愛情をかけて育てたのかとい

うことだと思います。

人一人の命がどれだけ尊いものか・・・それが子どもであっても心にあれば、いじめ

たりいじめられたりするのは減っていくのではないでしょうか。


またオールOKの子育てをすることで、たとえ嫌な事を言われたとしても、それを嫌

だと言える自我を持った主体性のある子に育ちます。


オールOKの子育てをしつつ、安心してぬくもりのある、おいしい食事を家族で食べ

て心も体も健康に!!


インテグレーター(精神分析家) 幸司 満月(さちつかさ みつき)

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2010年11月11日 19:46に投稿されたエントリーのページです。

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